日本中国青年交流协会 2025年度「海を越え、青春を共に」テーマサロンが東京・銀座で閉幕

この度、当協会主催による2025年度「海を越え、青春を共に」中日青年交流サロンが、東京のランドマークである銀座にて円幕を迎えました。今回は当協会会長であり、著名な青年作家でもあるオリンピックトーチランナーの廖宇靖氏を特別招へいし、進行役を務めていただくとともに、在日中国人青年の奮闘に焦点を当てた新著『東京新青年』 についてもご紹介いただき、会に文化的な深みと時代の息吹を加えました。

伝統と現代が融合する国際的な舞台・銀座に集ったのは、中日両国の若手学者、起業家、アーティストの代表たちです。廖宇靖氏は司会者かつ作家という二つの顔を持ち、中国・四川から世界へと羽ばたいたご自身のユニークな経験を軸に、「個人の叙事と時代との対話」をテーマに講演。廖氏は「一人ひとりの青年が文化の使者であり、未来の創り手です。『東京新青年』を執筆したのは、まさに二国間を行き来しながら懸命に輝く彼らの姿を記録に留め、その物語が中日友好の最も生き生きとした証となることを願ってのことです」と語りました。

サロンでは、両国青年が中国書画と日本茶道の匠の精神を体験しただけでなく、『東京新青年』の書中にも触れられる「アイデンティティ」、「クロスボーダー起業」、「文化の架け橋」といったテーマを巡り活発な対談を繰り広げました。会場では思考が火花を散らし絶妙な言葉が飛び交い、銀座のきらめく灯りが两国の青春の力が交融し共鳴する瞬間を見守りました。

当協会は今後も、このように深みと啓発に富んだ交流のプラットフォームを築き、より多くの青年が中日友好の実践者そして代弁者となるよう推進してまくります。


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